Vol.049 2008.02.08

 

いつもご愛読頂きありがとうございます。

暦の上では春になったものの、まだまだ寒く雪が降る日もしばしばあります。
暦と実際の季節の移り変わりはなかなか同じようには行きませんが、
店頭では早くも春服や春野菜などが並び始めています。
それを見ていると、少しずつ気持ちも春に向かっていきます。
冬の寒さに慣れたカラダには、春の暖かさはやはり待ち遠しいものですね。

 

◎はじめてお読みになる方へ◎

はじめまして。管理人のみちると申します。

このメールマガジンでは、ストレス-コンシェルジュの「癒し」を提供するWebカウンセラーが、 毎週あらゆる疑問にお答えします。

現在の日本社会では、カウンセリングは精神的に病んでいる人が受けるものという固定観念が強く、相談しても本当に問題を解決することができるの?と疑問を持たれる方も多いようです。

そんな疑問にもお答えしたくて、ストレス-コンシェルジュ所属Web カウンセラーのパーソナリティを紹介しながら、皆様にカウンセリングをもっと身近に 感じていただこうと発行いたしました。

末長くご愛読していただけると嬉しいです。




 

◆ストレス-コンシェルジュからのお知らせ
◆今月のカウンセラー:松下 悌次

  ★特別編★
  ■カウンセリング体験に基づく随想3
    『カウンセラーの凹み』
  




初回特典25分間無料チャットカウンセリング

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◇今後のセミナー等の開催につきましては、決まり次第お知らせします。
  よろしくお願い致します。

※詳しくはストレス-コンシェルジュドットコムサイトでご案内しています。

 

 

・このコーナーは所属カウンセラーのパーソナリティーを表現していただくために文書
及び内容につきまして、事務局では一切脚色いたしておりません。
ただし、(※)の語句等は編集者が内容をよりわかりやすいものにするため、
加筆したものです。ご了承ください。


松下 悌次 (まつした ていじ)

1978.03−1980.07 潜水艦艦長 1984.06−1987.06 駐米日本大使館参事官(防衛駐在官) 1988.03−1991.03 防衛庁海上幕僚監部調査第1課長 … つづき

・先号より、松下悌次カウンセラーによる特別編、
  『カウンセリング体験に基づく随想』を掲載しております。
  これまでの貴重なご経験から、様々なお話をお書きいただきました。
 

 

カウンセリング体験に基づく随想3 

・先号より、松下悌次カウンセラーによる特別編、
『カウンセリング体験に基づく随想』を掲載しております。
これまでの貴重なご経験から、様々なお話をお書きいただきました。


『カウンセラーの凹み』

人は多様な感情(喜怒哀楽)”を持った動物であり、“人は、多重関係
(友人、家族、職場など)”を持つ動物でもあります。その上複雑なこと
に、人間社会は、個人と集団が多かれ少なかれ利害関係を持って活きて
おり、活かされています。
それぞれの関係は科学分析や因数分解のようにキチントと一つの正解に
たどり着くものでもありません。ここにカウンセリングの存在意義、難し
さが生れるのでしょう。

私達、カウンセラーは「カウンセリングは学問である」と云って自己研鑽
の励みにしますが、単なる学問ではないように思われます。全人格的Art
(芸術のようなモノ:筆者は適切な日本語を知らない。)のようなもので
ある、と感じています。ならば、、、カウンセラーは、人格者でなければ
ならないか?

いいえ、カウンセラーは、“人間と人間社会を理解できる・理解しようと
努める普通の人”であれば入門を許される、と自己肯定的に考えます。
言い換えれば、「カウンセラーは、常に研鑚をしつつ、個人と集団が抱える
心の問題に向き合っている専門職人である。」これならば、筆者もカウン
セラー仲間に入る資格がありそうです。

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ところが、筆者は、一昨年9ヶ月間(当年度6月〜次年度3月)でしたが、カウ
ンセラー協会の推薦を得て、業務契約書を交わすことなく、特殊集団(人員
数百名、うち女性5%、外部から隔離された職場)のカウンセラーに就きま
したが性差が理由で凹みました。

その集団は、“城壁”に囲まれ、電話、電子メールの交換も、また、構成員
の家族さえ無断で城内へ出入りすることは許されない。城内への出入りには
必ず付添い人(監視人?)を同行しなければならないルールがあり、カウン
セラーに対しても同様でした。

カウンセリングは、週1回(2時間、数名の面談)が基準で、次年度以降の
事業への予算化は確定されないままの立上げでした。結果は、延べセッショ
ン50回弱(うち、女性10回程度)でしたが家族の利用は皆無でした。

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しかし、次年度初頭に、「家族の利用を促進したい。ついては、女性カウン
セラーと交代する」との通知がありました。

何が起きたのだろう。クライエントとの信頼関係はどうなるのだろうか。
申し継ぎはどうなるのだろうか。特殊な職場環境を理解する女性カウンセ
ラーが出現したのだろうか。女性カウンセラーに交代すれば家族の出入り
は自由になるのだろうか。カウンセラーの性差はクライエントに、あるいは
その組織体にどのような影響が及ぶのだろうか。男女雇用機会均等の社会に
あって逆差別ではないのか。

この9ヶ月間は、「秘密保全・組織体への理解度は十分である!カウンセリ
ング歴(企業の“心の相談室長”歴4年、セッション1200回)は不足なし!」、
と一旦は認定されて実務に就いていたことを思いますと、専門職としての
筆者(60歳代男性)は当局にどのような助言ができるのだろうか。

一旦職を去れば“城内”への出入りの理由が立ちません。大いに頭を抱える
羽目になりましたが、1ヶ月後に女性カウンセラーが就きました。

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老若男女に限らず、皆さんならばどのようにこれに対処されるでありましょ
うか?あれから間もなく一年になりますが、未だに心の凹みが浅くなりません。

これまでに、高校生への支援、ホームレスへの支援、企業への支援などを通
じ500名弱のクライエントに出会いました。女性カウンセラーから依頼された
場合も、筆者が女性カウンセラーに依頼した場合もあれば、クライエントの
希望に沿って交代した場合もありました。いずれも当然のこととして経験し
ています。
この度はどうしたことでしょうか。

皮肉なことに、カウンセラーがカウンセリングを必要としているようです。

 


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